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下肢静脈うっ滞症候群

下肢静脈瘤の診断方法

下肢静脈瘤の診断方法と超音波検査

下肢静脈瘤は「血管外科」で診ることが多く、近年では循環器科や形成外科、皮膚科など、下肢静脈瘤が原因となる病気の専門外来でも受ける場合があります。また、下肢静脈瘤専門のクリニックも増えつつあります。

診察では、主に視診や触診を行います。専門の医師が見れば、おおよその症状が分かり、触診によって確信を深めるのです。次に本格的な検査をしますが、ここでは足の静脈における血流を確認することが目的となります。正確に診断できるほど、効果的な治療を施すことができます。

検査は大きく分けて2種類あり、以前は静脈に造影剤を投入してレントゲン撮影をする「静脈造影検査」が一般的でした。表在静脈から深部静脈、細かい血管に至るまで存在や状態を確認しやすいというメリットがある反面、造影剤のアレルギーやレントゲンの被ばくという心配がありました。そのため、最近では超音波による検査が主流となっています。

超音波検査は対象物に反射してからの時間や距離に基づいて視覚化するものです。下肢静脈瘤ではさらに「ドプラ(またはドップラー)法」という方式を用いて、音波の周波数の変化から血流の様子を視覚化することができます。さらに色つきで視覚化できる「カラードプラ(ドップラー)法」により、色が変化したところで血流が逆行しているのが分かるようになっているのです。

下肢静脈瘤の超音波検査は、立ったままの姿勢で行います。患部にゼリーを塗ってハンディタイプの機械を当て、あとは足の静脈の位置に沿って動かします。検査の結果、血液が逆流している静脈が見つかれば、そこに静脈瘤ができていると判断します。あとはその場所や瘤の大きさに応じた治療を行っていくのです。下肢静脈瘤は健康保険が適用されるので、超音波検査の場合、初診料も含めて7,000円くらいで済みます。